2020年11月24日

恋人から愛されるための気づかいと自己抑制

失恋をきっかけにして、心理療法を受けられる方も少なくありません。

これまで、いつも前向きに恋人のために尽くしてきた「愛され奉仕型」「愛され給仕型」「愛され我慢型」の人たちは、どうしたら相手から愛されるかを常に考え、気を遣ってきたにもかかわらず、別れることになってしまった、そういう悲しく辛い思いをされています。

そうした人たちは、心理療法を受ける過程で、「愛されるために自身の感情や意見を隠し、恋人の好みや意見に合わせ続けることで、どれほど自分を抑え込んできたか」ということに気づきだします。

そして「自分がなぜそうしなければならなかったのか」という、これまでの育ち方や生き方を見直す経験をすることになります。

言い換えれば、「なぜ愛されるために頑張らなければならなかったのか」、そういうことを知ることになります。


posted by 加藤直樹 at 00:12| Comment(0) | 失恋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月21日

勝つか負けるかの意識でいると辛くなる

勝つか負けるかの意識で暮らしていたら、生きるのが大変だろうと思います。

人との関係でも勝つか負けるか、男女関係でも勝つか負けるか、親子の関係でも勝つか負けるか、仕事でも勝つか負けるか。

そんなふうに勝敗どちらかで自分の位置を判断していたら、つらくなります。

また、勝つか負けるかで考えていると人と争いごとが増えます。

いざこざが絶えない人たちの多くは、この勝ち負けにこだわっています。

こうした二項対立の図式はメディアの影響が大きいです。

テレビ番組もニュースも漫画もドラマもほとんどが二項対立の図式で組み立てられています。

勝つか負けるか、こうすると内容が明確でわかりやすく興味を惹きます。

その影響を毎日のように受けていますから、当然、私たちの思考の型も「勝つか負けるか」になりがちです。

posted by 加藤直樹 at 11:47| Comment(0) | 考え方・見方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月19日

解離で記憶が途切れて忘れ物をしがちになる

軽度の解離が生じますと、瞬間、瞬間の意識が飛ぶので、記憶の連続が途切れて記憶が飛び飛びになります。

それで、所持品をどこに置いたのか忘れて困ったり、「あれがない」といって探し物をすることが多くなりがちです。

posted by 加藤直樹 at 23:14| Comment(0) | 解離 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月18日

自分の意見などというけれど

「自分の意見を述べましょう」などと言われることがあります。

「自分の意見」といっても、自分独自の意見なんてほとんどないだろうと思います。

「自分の意見」として述べているものは、先に誰かが言った文言か、先人の思想から借りてきたものであり、それらを自分の口から述べているにすぎないことがほとんどです。

posted by 加藤直樹 at 09:08| Comment(0) | 意見・主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月16日

嬉しかった体験を思い出せなくなる

人は、つらい事や嫌な事が長く続くと、過去の楽しかった出来事や嬉しかった体験をほとんど思い出せなくなり、ずっと苦しい人生を送ってきた、という認識になってしまいます。

posted by 加藤直樹 at 10:16| Comment(0) | 記憶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月13日

目立つことは自身を危険にさらす

目立つことは自身を危険にさらすことであり、だからこそ私たちは昔からひっそりと暮らしてきました。

動物が目立たないように行動しているように、人間も動物ですから同じようにしてきました。

ところが年々、目立ちたい、有名になりたいという人が増えてきているように感じます。

日本全体に危険が少なくなって安全になり、安心できる環境になってきたからかもしれません。

ただそうはいっても、対人関係がまったく安全になるということはなく、目立てば、嫌な目や怖い目に遭うことも増えます。

嫌な目や怖い目に遭っても、自身の主張を通し、世の中の現状を変えていくのだという強い意志や精神をもった人だけが、目立つ行動をしてきました。

そういうことを知らずに目立つことをして、嫌な目に遭い、それに対して「ひどい人たちがいる」と非難しても、自身の責任を問われかねません。

嫌なことをする人たちはいつの時代でもおり、いなくならないのですから、「そういう人は裁かれるべきである」と主張しても、同じような人は次々に出てきます。

ですから、それでも目立ちたい、有名になりたいというのであれば、人間の世界をもっと学び、自分の身を自分で守れる術を身につけることが大事です。

posted by 加藤直樹 at 14:16| Comment(0) | 生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする